maru labは<障害>や<福祉>といった枠組みを超え、他者との違いを認め合える豊かな社会づくりのための情報発信サイトです。

「○座(連続講座vol.1)」開講します!

「○座(連続講座vol.1)」開講します!

この度「平成24年度 (公財)日本社会福祉弘済会助成事業」に採択され、「○座(まるざ)連続講座vol.1」を開催することとなりました。 今年1月に福岡市共働事業提案制度の人材育成事業として、2日間のセミナー「福祉をかえる『アート化』セミナー福岡」を開催し、その中で「デザイン」「マーケティング」「著作権」といった分科会を行い、参加いただいた皆さまからも多くの反響をいただきましたが、実践に必要なノウハウを学ぶ時間としては短く、改めて、実践で活せる学びの場を構築したいと考え、「障がいのある人との“ものづくり”を考える5回講座」と題し、連続講座を開催する運びとなりました。 本講座では、学びの場だけでなく、参加者同士の情報の共有化をすすめ、福岡の事業所/作業所の横断的なネットワークを構築すると同時に、障がいのある人たちが“ものづくり”を通してより豊に生きることのできる社会の構築を目指していきたいと思います。 “ものづくり”を通した新しい福祉の創造に関心のあるみなさまのご参加を心よりお待ちしています。 各回の講師や講座内容、問い合わせ/申込み方法などの詳細は続きをご覧ください。 「○座」(連続講座 vol.1) 障害のある人との“ものづくり”を考える5回講座 ~やりがいを生みだす“場づくり”から、魅力的な“ものづくり”へ~ ここ数年、各地の事業所/作業所から「新しい“ものづくり”(仕事)を考えたいが、アイデアや情報、人材などが不足しているために実践に結びつけることが難しい」という声を多く聞きます。しかし、この問題は専門的知識も要するために、施設単体で解決することは非情に難しいことです。 “ものづくり”の目的の共有<ブランディング>はもちろんのこと、他にはない魅力をカタチにする商品展開<デザイン>、多くの人に手に取ってもらうための売り場の開拓<マーケティング>は、企業、商店、施設どの立場でも、ものづくりを販売(仕事)につなげる際™に必要とされるものです。 今回は、障害のある人たちの“ものづくり”を商品化へとつなげているお二人の講師を迎え、活動事例をもとに、“ものづくり”のブランディング/デザイン/マーケティングの考え方を参加者の皆さまと学び合います。また、実践に結びつけられる知識として習得するために、意見交換やグループワークなども盛り込み、参加いただいたみなさまの「?」が「!」に変わっていくような時間もつくっていきます。さらに、第1回目の講座終了後には、今後のネットワークの構築を図るために、講師/参加者同士の情報交換ができる交流会も開催いたします。 障害のある人たちの“ものづくり”をサポートしている方はもちろん、福祉関係者以外の方のご参加も大歓迎です。日ごろから抱えている課題や描いている目標など、さまざま角度からの意見交換ができればと考えておりますので、たくさん方のご参加を心からお待ちしております。 【開催日】  1回目:2012年9月2日(日)   『“ものづくり”の可能性について』講師:加藤 未礼、伊原 亜希子   講座修了後、18:00より交流会(会費3,000円<要申込>)を行います。  2回目:2012年9月15日(土)   『“ものづくり”の原点を考える』講師:加藤 未礼  3回目:2012年10月6日(土)   『商品のブランディングとマーケティング』講師:加藤 未礼  4回目:2012年10月21日(日)   『制作に必要なデザインの力』講師:伊原 亜希子  5回目:2012年11月4日(日)   『アウトプットに必要なデザインの力』講師:伊原 亜希子 【時 間】全日13:30~17:00(受付は13:00より) 【会 場】工房まる 野間アトリエ 地図を開く 【定 員】各日40名 【参加費】1講座2,500円(全講座〈5回〉参加の場合は10,000円) 【対象者】福祉事業所/作業所職員、 障害のある人たちをサポートしている方など 【主催】NPO法人まる(maru lab.) 【助成】公益財団法人 日本社会福祉弘済会 講師 加藤 未礼(かとう みれい) 「おおきな木」代表/コミュニケーションデザイナー(東京都) 1974年生まれ。 バンタンキャリアスクールに通い、雑貨を学ぶ。10数年の雑貨セレクトショップでの販売経験を生かし、おおきな木を2008年に開業。プロジェクトごとコンサルタント、ライター、グラフィックデザイナー、イラストレーターなどとチームを結成し、福祉施設の現場に入る。また、障害者施設のスタッフと一緒に考え、その施設の価値を見出し課題の解決を行うデザインワークを各地で開催。 伊原 亜希子(いはら あきこ) デザイナー/「エイブルアート・カンパニー」商品開発ディレクター(東京都) 2001年、明星大学日本文化学部生活芸術学科染織専攻卒業後、繊維会社にてアパレルブランド「anetmonet」を立ち上げる。5年間チーフデザイナーを務めた後、かねてから興味のあったグラフィックデザインの世界へ。 […]

座談会はじめます・・・

座談会はじめます・・・

当法人のもう一つの事業「コミュニケーション創造事業」の企画として、今月の30日(土)に座談会「○座<まるざ>」を開催いたします。 第1回目のゲストは、滋賀県にある「やまなみ工房」施設長の山下完和(やましたまさと)氏をお招きし、障害のある人たちの表現活動から生まれる新たな価値観をどのようにアウトプットしていくのか?表現活動の場をどのように創り出しているのか?といった切り口でお話しいただき、参加者のみなさんと意見交換をしていきたいと考えています。 また、今回は特別に「やまなみ工房」のスタッフも4名参加いただけることで、団体としての姿勢やサポートする側の心得などもお話しいただけたらと思っております。 障害のある人たちの表現活動をサポートしている方はもちろん、福祉という分野以外の方にもご参加いただき、いろんな角度からの意見交換ができればと考えております。たくさん方のご参加、お待ちしております! 【日 時】2011年7月30日(土) 18:00~20:00 【会 場】工房まる(野間のアトリエ)      〒815-0041 福岡市南区野間3-19-26 【参加費】500円(1ドリンク付) 【ゲスト】山下 完和 (社会福祉法人やまなみ会「やまなみ工房」施設長) 1967生まれ 三重県伊賀市在住 高校卒業後、プー太郎として様々な職種を経た後、1989年5月から無認可作業所「やまなみ共同作業所」に支援員として勤務。その後1990年に「アトリエころぼっくる」を立ち上げ、利用者とともに活動する。陶芸を中心に表現活動をしているグループ「ころぼっくる」では、互いの人間関係や信頼関係を大切に、一人ひとりの思いやペースに沿って、伸びやかに、個性豊かに自分らしく生きる事を目的に様々な活動に取り組む。2008年5月からは施設長に就任し現在に至る。 「○座」は、円卓を囲むようにいろんな立場の人たちが発言できる座談会を目指しています。 毎回、さまざまな分野からゲストを招き、そのお話から参加者各々の感想や質問を通じて、いろんな討論をしていきます。 世の中には、いろんな分野から「社会」「人」を主語として、さまざまな切り口から新たな発信をされている方々がおられるのですが、そのような方との出会いといったら、講演会に参加して壇上でのお話を聞くことくらいで、ゆっくりお話しするチャンスも少なかったりします。しかも、その講演会よりも、『その後に行われた関係者との食事会のお話もおもしろかった』なんて話をよく聞くこともあります。(苦笑 「○座」は、その食事会のような雰囲気でお話しできる場を最初から提供させていただき、ゲストと参加者のアイダをつなぐ有意義な場をつくり、継続的に開催していこうと考えています。 注】当日のドリンクはアルコールもご用意していますが、車でのご来場の方はご遠慮いただきます。 また、車は近くの有料駐車場を利用いただくことをご了承ください。 フライヤーのダウンロードはコチラから (PDF:1.8MB) ※ 参加をご希望の方は事前申込が必要です。 メール、電話、FAXで下記のお申し込み先へご連絡ください。 お申し込み お問い合わせ先 特定非営利活動法人 まる (担当:樋口、船津丸) 〒 815-0041 福岡市南区野間3-19-26 TEL 092-562-8684  FAX 092-562-8688 mail marulab@maruworks.org