アートを通して、福祉の現場がクリエイティブなものになるように、そして魅力的な提案や発信を行うことができるようになることをめざし開催してきた「福祉をかえる『アート化』セミナー」。今年で11回目をむかえます。毎年全国から集まる熱心な参加者のみなさんとともに、学び合い、ネットワークをつくる機会となっています。
今、日本の障害者福祉の分野でアート活動の価値が認められつつあり、障害のある人のアート活動も新しい段階に入ってきたといえます。しかし、単に環境を整えても、専門家を派遣しても、それだけではアートをいかす文化はうまれません。 持続する熱い意思、そして福祉の枠にとらわれずに異分野から学び、異分野とつながる技術があってはじめて、新しいものが生まれてくるのではないでしょうか。
今回は「メディエーション‒‒‒ アートが起こす化学反応」をテーマに、福祉の分野をこえてさまざまな分野とつながる知恵や方法を考えます。
二日目の分科会では、福岡市が行っている「ときめきプロジェクト」の事例も紹介いたしますので、ぜひご参加ください。
開催概要
【開催期間】2015年2月21日(土)ー22日(日)
2月21日(土)[1日目] 13:30~20:30
2月22日(日)[2日目] 10:00~15:30
【会 場】たんぽぽの家アートセンターHANA(奈良市六条西3-25-4)
【定 員】各日100名[申込先着順]