maru labは<障害>や<福祉>といった枠組みを超え、他者との違いを認め合える豊かな社会づくりのための情報発信サイトです。


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昨晩、「人と人をつないで世界の課題を解決する」という目的で、福岡を中心に映画配給を行っている「ユナイテッドピープル」の関根健次氏より招待され、映画「バベルの学校」の試写会に行ってきました。

おもしろかった!感動した!という感想はもちろんあるのですが、やはり登場する子どもたちの表情や感性に打ちのめされました。

・・・で、観たあとに何かいろいろ引っ掛かってる感があって、今ちょっと整理できたのでここで感想を・・・。

まずは、学校の先生がすごい!
24人(20カ国)の生徒との対話がすばらしい。
”みんな違う”ってことを最初の授業のなかで全員が共有していく。

あと、子どのたち同士のコミュニケーションもいい。
生まれた国が違うことでいろんな摩擦もあるのだが、クラスメイトに「違う」という言葉も完全否定ではない。
感情的な言い合いも、ただキレてるだけじゃない。

あまり紹介しない方が良いので、内容の話はこの辺で。


で、試写会のあとに感想を発言する場があって、そこでも言ったのですが、福祉の世界にいると「みんな一緒」とか「みんな違ってみんな良い」って言葉を良く聞くじゃないですか?

けど、対局的な意味合いかも知れないけど、社会が受け取っている感覚って大きな枠で捉えると、何か同じのような気が僕はするんですよ。道徳的用語みたいな感じで誰も否定しない(できない)し、漠然と”そりゃそうだ”的な・・・。


最近、平田オリザさんの「みんなちがって、たいへんだ」って言葉が、僕のマイブームの最上位にきてまして、やっぱ”大変なんだ”ってことを感じないといけないんじゃないかと思うんです。

この映画の子どもたちも、先生がつくった環境も大きく影響してはいるのだが、「違う」てことをバンバンアピールするんです。で、他のクラスメイトもかぶせ気味に意見するんです。そしたら「最後まで話を聞いて!」って・・・。

いや〜、「朝まで○テレビ」よりも興奮しますよ。


けど、誤解してほしくないんですが「日本はまだまだ」って言いたい訳じゃないんです。

日本も(政治・経済は置いといて)市民レベルでの地域コミュニティとか、おもしろい活動が各地でいっぱい起こっているし、そういった活動している人にぜひ観てほしい映画です。

みんなを集めて最大公約数の成果を出すのではなく、個々の特性を活かした役割づくりを見いだすことが大切なんじゃないかと、この映画を観て改めて自分の考えを整理することができました。

ということで、
話が長くなっちゃいましたが、2月14日(土)〜27日(金)に中州大洋劇場で上映されますので、みなさん、ぜひぜひ観に行ってください!(ホントにオススメです)
また、上映期間中にもう一回観ます!


▼「バベルの学校」福岡公演!!
https://www.facebook.com/events/878790408810442/?fref=ts

▼上映スケジュールは中洲大洋映画劇場HPで
http://www.nakasu-taiyo.co.jp/movie/detail.php?seq=353
(2月9日発表予定!)

▼「バベルの学校」Facebookページ
https://www.facebook.com/babelnogakkou

▼「バベルの学校」オフィシャルサイト
http://unitedpeople.jp/babel/

▼【平田オリザ氏×武田隆氏対談】(後編)
 『みんなちがって、たいへんだ』
http://diamond.jp/articles/-/29670


樋口