日本財団2012年度助成事業として採択され、当法人のコミュニケーション創造事業「maru lab.(まるラボ)」の人材育成事業の一環として、来月3月23日(土)~24日(日)の2日間「障害のある人たちとの働き方を考える2日間~福祉をかえるアート化セミナー福岡2013~」を開催いたします。 昨年の福岡市共働事業提案制度としての開催から2回目となる本セミナー。 今回は福祉関係者をはじめ行政関係者や教育関係者、障害のある人たちをサポートする人たちを対象に「アート」「福祉」「仕事」の3つをキーワードにして、「誰のために」「何ために」といった、活動に取り組む以前の“自身の姿勢”を改めて考える講演/ワークショップを行います。 つきましては、本日よりセミナーの参加募集を開始いたします。セミナーの講師、プログラムなどは続きをご覧ください。なお、定員が各日100名(先着順)となっておりますので、お早めの申込みをお願いいたします。 障害のある人たちとの働き方を考える2日間 ~福祉をかえる「アート化」セミナー福岡2013~ 2006年に施行された障害者自立支援法によって、障害福祉サービス事業所や地域活動支援センターなど障害のある人たちが通う施設の役割が変わりつつあり、障害のある人たちの工賃アップを図るために新たな仕事の展開などを考えている施設が全国的に増えてきています。 近年では、アート活動を取り入れる施設も多くなり、Tシャツやカレンダーなど施設のオリジナル商品として商品展開を進めている施設や、障害のある人たちの表現作品を著作物として企業などへ売り込む仕事を創出する中間支援団体も増えてきています。さらにここ1~2年では、行政主体で事業化している地域も増え、アート活動を仕事に展開する動きが全国的にも注目されはじめています。 しかし、安易に障害のある人たちの表現活動が仕事につながる可能性が高いということではありませんし、表現活動以外でも仕事へつなげる可能性は多くあります。 そこで今回は、全国各地で先駆的に活動をされている方々を講師に招き、障害のある人たちのアート活動の可能性を広げるだけでなく、福祉関係者をはじめ行政関係者や教育関係者、障害のある人たちをサポートする人たちを対象に「アート」「福祉」「仕事」の3つをキーワードにして、「誰のために」「何のために」といった、活動に取り組む以前の“自身の姿勢”を改めて考える講演/ワークショップを行います。 本セミナーでは、学びの場だけでなく、参加者同士の情報の共有化をすすめ、新しいネットワークを築きながら、障害のある人たちを取り巻く環境を整えていくと同時に、創作/表現活動を通してより人間らしく生きることのできる社会の構築を目指していきます。 創作/表現活動を通した新しい福祉の創造に関心のあるみなさまのご参加をお待ちしています。 【開催日】2013年3月23日(土)~24日(日) 【会 場】 地図を開く 地図を開く 【定 員】各日100名 【対象者】福祉事業所/作業所職員、行政関係者、美術関係者、 教育関係者、学生、アート活動に興味のある方など 【参加費】全日参加/10,000円 部分参加/1日目:6,000円 2日目:ワークショップ3,000円、分科会3,000円 【主催】特定非営利活動法人まる 【協力】財団法人たんぽぽの家 【助成】公益財団法人 日本財団 プログラム 3月23日(土)会場:九州大学西新プラザ 10:00~11:00 受付(大会議室A・B<2階>) 11:00~11:15 主催者あいさつ、オリエンテーション 11:15~12:15 基調講演「アート活動を通した障害のある人たちの働き方の変化と可能性」 播磨靖夫 財団法人たんぽぽの家 理事長 12:15~13:30 <休憩> 昼食は各自でお願いします。 13:30~15:15 実践報告「<アート><福祉><仕事>それぞれの考え方」 「アートセンター画楽の取り組みから」 上田祐嗣 有限会社ファクトリー 代表 「ときめきプロジェクトが目指すもの」 藤野幸子 アリヤ出版/ときめきプロジェクトイベントディレクター 黒松祐紀 株式会社C.E.works チーフディレクター 「アート活動からの仕事復興」 田口ひろみ 山元町社会福祉協議会 工房地球村 施設長 武田和恵 財団法人たんぽぽの家 宮城スタッフ 15:25~16:15 ディスカッション、質疑応答 16:15~16:30 あいさつ、2日目の説明など <一時解散> 18:00~20:00 交流会(会場:御膳屋「奥離」 会費:4,000円) […]