2012年9月に「ユニバーサル都市・福岡フェスティバル」の関連事業として開催した「公共施設における障がい者アート展~fukuoka plus gallery~」が好評を博したことから、2013年からは「TOKIMEKI PROJECT」の事業として市役所1階にある市民アートスペースにおいて一年を通じた展示を実施しております。
「ときめきプロジェクト」では、「障がい者施設の商品が身近にあふれる街」を目指し、魅力的な障がい者施設の商品力・販売力の強化、また商品や作品の情報発信など様々な取組を行なっています。近年、福岡市内の施設ではアート活動も活発におこなわれており、作品を活かしたオリジナル商品の開発、企業とのコラボレーション企画など、さまざまな動きも生まれてきています。
本企画展では一年を通じて、そのような市内各施設で活動する作家の作品(表現活動)紹介を行なっていく予定です。ここを訪れるたくさんの方々が個性溢れる作品に触れ、障がい者と社会がつながりを持つ、小さなきっかけの一つになれば幸いです。
2012年9月に「ユニバーサル都市・福岡フェスティバル」の関連事業として開催した「公共施設における障がい者アート展〜fukuoka plus gallery〜」が好評を博したことから、2013年からは「ときめきプロジェクト」の事業として市役所1階にある市民アートスペースにおいて一年を通じた展示を実施しております。
2015年度の第2回目となる今回は、福岡市内の障がい者福祉事業所に対して「福岡市内の風景」をテーマに作品を公募し、56点(12事業所 /51人)の作品が集まりました。その中から優秀な作品を19点(11事業所 /19人)を選考させていただき、この会場で2015年10月13日(火)〜2016年2月9日(火)に作品を展示します。
障がいのある人たちのアート作品は、鑑賞した私たちに愉快な気持ちや懐かしさを感じさせてくれるなど、日常生活に「+」(プラス)の出来事を生み出してくれます。今回も作家それぞれのテーマに沿ったイメージから個性溢れる表現が生まれていますので、どうぞ作品との対話を愉しんで観賞してください。
障がいのある人たちの表現作品がまちを彩り、鑑賞者をはじめ、さまざまな分野の方々とつながるきっかけになればうれしく思います。
【展示作家/作品名】
簑田 利博「博多駅ビルとその周辺」(ひまわりパーク六本松)【中央区】
真子 季代子「キャナルシティ」(ひまわりパーク六本松)【中央区】
松田 祐一「オーロラに光る大丸」(ひまわりパーク六本松)【中央区】
大西 節子 「櫛田神社」(ひまわりパーク六本松)【中央区】
森本 洋子「箱崎浜と貨物置き場の風景」(障害福祉サービス事業所PAL)【南区】
大成 楽「百年橋」(工房まる 上山門アトリエ)【西区】
白水 加奈「ふくおかのふうけいです。」(障がい福祉サービス事業所愛)【西区】
江上 直美「海の中道 バラ園」(アトリエのぞみ)【中央区】
古賀 大雅「ソラリアプラザ」(フリースペース・みなみ)【南区】
山部 裕太朗「バス」(太陽・M)【西区】
AYAKA「中洲とヴィーナス」(工房まる 上山門アトリエ)【西区】
田中 茜「美術館」(板屋学園・このは)【早良区】
平井 英樹「福岡タワーの見頃」(やまと更生センター)【東区】
山見 愛「繋がりをくれた場所」(あゆとも)【早良区】
高田 扶美「歴史についていろいろしらべよう」(JOY倶楽部 アトリエブラヴォ)【博多区】
北村 梓「小戸大神宮」(工房まる 上山門アトリエ)【西区】
斉藤 恵子「マリノア」(板屋学園・このは)【早良区】
神酒 辰太郎「ビルと大木」(障害福祉サービス事業所PAL)【南区】
殿川 昌彦「博多ポートタワー」(JOY倶楽部 アトリエブラヴォ)【博多区】
以上19名(12事業所)