maru labは<障害>や<福祉>といった枠組みを超え、他者との違いを認め合える豊かな社会づくりのための情報発信サイトです。

2013年の4月から、福岡市の「ときめきプロジェクト」の事業として市役所1階にある市民アートスペースにおいて、障害のある人たちのアート作品展示を実施しております。

プレスリリース01

「ときめきプロジェクト」では、「障がい者施設の商品が身近にあふれる街」を目指し、魅力的な障がい者施設の商品力・販売力の強化、また商品や作品の情報発信など様々な取組を行なっています。近年、福岡市内の施設ではアート活動も活発におこなわれており、作品を活かしたオリジナル商品の開発、企業とのコラボレーション企画など、さまざまな動きも生まれてきています。
本企画展では一年を通じて、そのような市内各施設で活動する作家の作品(表現活動)紹介を行なっていく予定です。ここを訪れるたくさんの方々が個性溢れる作品に触れ、障がい者と社会がつながりを持つ、小さなきっかけの一つになれば幸いです。

2019年度の第2期目となる今回は、福岡市内の障がい者福祉事業所に対して「○(まる)」をテーマに作品を公募し、111点(13事業所 /111人)の作品が集まりました。その中から魅力的且つ独創的な作品を20点(13事業所 /20人)を選考させていただき、この会場で2019年8月1日(木)〜11月29日(金)の4ヶ月間作品を展示いたします。
障がいのある人たちのアート作品は、鑑賞した私たちに愉快な気持ちや懐かしさを感じさせてくれます。今回も作家それぞれのテーマに沿ったイメージから個性溢れる表現が生まれていますので、どうぞ作品との対話を愉しんで観賞してください。
障がいのある人たちの表現作品がまちを彩り、鑑賞者をはじめ、さまざまな分野の方々とつながるきっかけになればうれしく思います。

2019年度 第3期展示期間 11月30日(土)〜3月31日(火)
2020年度 第1期展示期間 4月1日(水)〜7月31日(金)

作品テーマ:○(まる)

【展示作家/作品名】
 境 公嗣「カラフルドーナツ」障がい福祉サービス事業所 愛(西区)
 溝口 真紀 「POP」障がい福祉サービス事業所 愛(西区)
 平井 英樹 「光る海の友達の輪」アトリエ やまと(東区)
 黒瀬 博史 「ウズラの森」アトリエ やまと(東区)
 田中 茜 「水玉」板屋学園・このは(早良区)
 豊坂 真一 「地球」板屋学園(早良区)
 内山 直之 「夏のアイスクリーム」ひまわりパーク六本松(中央区)
 日高 菜緒樹 「穴が空いてるチョコレート」ひまわりパーク六本松(中央区)
 山部 裕太朗 「太陽・Mの仲間とミニトマト」太陽・M(西区)
 山田 恭平 「すいか」そら 金武(西区)
 竹川 真由 「円グラフ」そら 金武(西区)
 東 宗弘 「タピオカ」福祉作業所そら(早良区)
 堀池 邦治 「まんげつ」福祉作業所PAL(南区)
 吉田 誠 「パパとお母さんとおばあさんと先生」福祉作業所PAL(南区)
 塚本康二「マルゲリータ」フリースペース・みなみ(南区)
 藤 拓海 「サッカーボール」自立の里 大空(博多区)
 田中 博志 「ぐるぐる花火」くれふる(東区)
 中村 恭子 「夢の国」Forza ぽすと(東区)
 下浦 優希 「まんまる雪だるまのかまくら」工房まる 三宅アトリエ(南区)
 佐伯 綾香「丸い物シリーズ」工房まる 野方アトリエ(西区)

 以上 20点(13事業所/20名)