maru labは<障害>や<福祉>といった枠組みを超え、他者との違いを認め合える豊かな社会づくりのための情報発信サイトです。


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先月末に開催した、セミナー「障害のある人たちとの働き方を考える2日間〜福祉をかえるアート化セミナー福岡2013」は無事に終了しました。

1日目は「九州大学西新プラザ」にて、たんぽぽの家(奈良)理事長の播磨靖夫氏に基調講演いただきました。

講演のタイトルは「SMART時代のSMARTな働き方」。アート(表現)を媒体にして障害のある人たちと社会とつなぐ活動を約30年間の経験から培われた哲学はさすがに深く、参加者を引き込んでくれます。

「アートはクエスチョン、デザインはソリューション〜アートやデザインで社会課題を解決していく」という言葉が脳裏に焼き付きました。

束縛からの解放・・・OZAKI的でいいね!

その後、アートセンター画楽(高知)の上田氏による「アートセンター画楽の取り組みから」、福岡のアリヤ出版の藤野氏とC.E.Worksの黒松氏による「ときめきプロジェクトが目指すもの」、工房地球村(宮城)の田口氏とたんぽぽの家宮城スタッフの武田氏による「アート活動からの仕事復興」というタイトルで3組それぞれの実践報告。
障害のある人たちと関わる現場の実践と、その活動を広くつなげようとする企業や中間支援の実践。

立ち位置や視点が違うことでつなげる/伝える幅も広がる。多様な人たちを包括するには多様な視点が必要ということを教えていただきました。

特に宮城県の山元町にある工房地球村の実践は、震災で家族や住居、また施設での仕事が失われ、表現/創作活動から新たな仕事を生みだしていく過程には、働き方の大きな可能性を感じることができました。

後半のディスカッションでは、播磨氏より「メディエーション〜仲介して解決していく」という言葉があり、「障害」や「福祉」の枠の中で考えるのではなく、「アイダを見つめていくことが大切」という切り口で盛り上がっていきました。

特に印象に残った言葉は「思いモノを軽く 軽いモノを深く そして深いモノを愉快に」。

・ ・・“愉快”って良い言葉、僕も好きです。

1日目が終了し、総勢40名で交流会。

乾杯の挨拶は事例報告で自らを「夢と希望担当です」と明言した(笑)、たんぽぽの家の武田氏。

いろんな地域からの参加者が分け隔てなくセミナーの感想や自身の活動などで会話が弾み、名刺が飛び交っていました。また、この日は基調講演をいただいた播 磨氏のバースデイ。サプライズで宮城のお二人からパースデイケーキが登場。交流会は大盛り上がりで、進行役の僕の声は聞こえず・・。(笑

交流会後に急きょ開いた二次会も参加者はなんと20名!
深くて愉快な夜をみなさんと堪能させていただきました。

ちょっと長くなったので、また後日セミナー2日目の報告をさせていただきますね。

樋口